日程調整は幹事にとって最初の関門です。人数が増えるほど「全員がOKな日」は見つかりにくくなり、返事を待つうちに候補の店も埋まっていきます。ですが、段取り次第で調整は驚くほどスムーズになります。ここでは、返事が早く集まり、無理なく1日に絞り込むための5つのコツを紹介します。
「都合のいい日を教えて」と丸投げすると返事が返ってきません。かといって候補を7日も8日も並べると、今度は回答が分散して「過半数がそろう日」がなくなり、かえって決まらなくなります。幹事側であらかじめ3〜4日に絞って提示するのが、回答率と決めやすさのバランスが取れる目安です。
候補を選ぶときは、次の点を意識すると当たりを付けやすくなります。
候補は「曜日」ではなく「11月14日(木)」のように日付+曜日で具体的に提示しましょう。曜日だけだと各自がカレンダーを開き直す手間が発生し、その一手間が返信を後回しにさせます。
調整が長引く最大の原因は、締切がないことです。期限を切らずに「都合を教えて」とだけ送ると、多くの人は「あとで返そう」と思ったまま忘れます。最初のメッセージに「◯月◯日(◯)までに返信をお願いします」と一文入れるだけで、返信スピードは大きく変わります。
期限の目安は開催日の2〜3週間前に回答を締め切る形です。逆算するとおおよそ次の流れになります。
締切は平日の夜や休日など、相手がスマホを見やすいタイミングに設定すると回収が進みます。「今週金曜まで」のように曜日を添えると、相手が残り日数を直感的に把握でき、後回しにされにくくなります。
日程調整でありがちな失敗が「動き出しが遅い」ことです。人気の店ほど週末や連休前の予約は早く埋まり、参加者の予定も先に別件で押さえられてしまいます。特に忘年会・新年会シーズン(12月〜1月)や歓送迎会シーズン(3月〜4月)、連休前は、いつもより1〜2週間早く動くくらいでちょうどよいと考えてください。
迷ったら、開催日から逆算してスケジュールを組むと動きやすくなります。通常時のモデルケースは次のとおりです。
繁忙期はこの各ステップを1週間ずつ前倒しします。「まだ先だから」と後回しにせず、開催が決まった時点で候補出しに着手するのが、結果的に一番ラクな進め方です。
返事が集まらないときは、質問の仕方が重いことが少なくありません。相手が考え込まずに即答できる形にすると、回収率は目に見えて上がります。ポイントは選択肢を減らし、判断を軽くすることです。
人数が5〜6人を超えると、個別のメッセージで○△×を集めて手作業で集計するのは負担が大きくなります。候補日を並べて各自にタップで答えてもらい、集計まで自動でまとまる投票ツールを使うと、幹事は結果を眺めるだけで済みます。ツールを使う場合も、候補を絞り期限を明記するという基本は同じです。
日程が固まったのに連絡が遅れると、せっかく集めた回答が無駄になります。他の予定が入って「やっぱり行けない」が増え、調整がやり直しになりかねません。開催日が決まったら、その日のうちに全員へ確定連絡を送りましょう。
確定連絡には、当日迷わせないための情報をひとまとめにします。
さらに、開催2〜3日前に一度リマインドを入れると欠席や遅刻を減らせます。「明日ではなく2〜3日前」がポイントで、前日だと予定変更が間に合わない人が出るためです。決定から開催までをだらだら引き延ばさず、区切りごとに短く連絡することが、当日の集まりの良さに直結します。
日程調整は、候補を3〜4日に絞り、回答期限を最初に明記し、繁忙期を見越して早めに動くだけで大きくラクになります。そのうえで○△×の3択で答えやすく聞き、決まったらその日のうちに確定連絡とリマインドを入れる。この5つを押さえれば、返事を待ち続けるストレスから解放され、幹事の仕事は驚くほど軽くなります。まずは次の飲み会で、候補日を絞って期限を添えるところから試してみてください。
日程調整をもっとラクに
候補日を並べて参加者にURLから選んでもらうだけで集計できる幹事向けアプリ「Ponvote」もあります。Ponvoteについて見る